塗装の基礎知識

塗装の役割

●保護

塗料は、塗装されることによって物の表面に連続した丈夫な皮膜をつくり周囲の環境から保護し、長持ちさせます。

●美観

塗料は物に色・つや・なめらかさ・模様・立体感などの仕上り効果を与え、物を美しく粧い快適な生活をデザインします。

●特別な機能

塗料には保護と美観の他、以下のような特別な働きを持たせることもできます。

  • 電気・磁気的機能・・・・導電、電磁波シールド、電波吸収、磁性、プリント回路、帯電防止、電気絶縁
  • 熱学的機能・・・・耐熱、太陽熱吸収、示温、熱線反射
  • 光学的機能・・・・蛍光、蓄光、遠赤外線反射、紫外線遮断、光電導
  • 機械的機能・・・・潤滑
  • 物理的機能・・・・着氷固着防止、貼紙防止、結露防止
  • 生物的機能・・・・防かび、防虫、汚染、水産養殖、動物忌避
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塗装の種類

外壁塗装に使用される塗料はそのほとんどが合成樹脂塗料です。

その中で主なものは、次ぎの6種類です。

        
塗料の種類 耐用年数 特徴
合成樹脂調合ペイント 3~5年 従来最も多用されてきた塗料。安価。
アクリル樹脂塗料 5~8年 油性ペイントより耐候性に優れ、色あせしにくい。
ウレタン樹脂塗料 8~10年 耐久性、耐候性、耐薬品性に優れ、多方面で使用されている。
アクリルシリコン樹脂塗料 10~15年 フッ素樹脂に次ぐ高耐候性。
住宅の塗り替えに推奨品。
フッ素樹脂塗料 15~20年 高耐候性で塗膜はガラス質に近く、 汚れも付きにくい。高価なのが難点。
光触媒塗料 バインダーの種類によって差がある 開発されて日が浅いが高耐候性、防汚性は望める。

外壁の危険サイン

ひび割れ・サビを放置されたままだと塗り替えだけでは済まなくなります!
色あせ
色あせ

雨や紫外線によって、塗料の中の顔料(着色料)が変色し、本来の機能・景観を失ってしまします。特に階段周りなどに見受けられます。

粉の付着
粉の付着

紫外線によって、塗料の中の顔料(着色料)を結合している樹脂層が劣化すると、顔料(着色料)の離脱が起こり、チョークの粉のように塗膜の表面が粉状になります。

ひび割れ
ひび割れ

壁のひび割れはクラックといい、寒暖差による壁材の伸縮、乾燥による躯体の収縮、地震・台風による家の歪みなどが原因です。

カビの繁殖
カビの繁殖

本来外壁は水が浸入しやすい構造であり、また性質上完全防水にすることはできません。 長年の間、水・風にさらされてきた外壁には、カビの繁殖が見受けられます。

このような症状がある場合、外壁等の劣化がかなり進行しています。そのまま放置していますと、雨が浸透したり、壁が浮いてきて、塗り替えだけでは補修ができなくなってしまします。外壁の劣化サインが出てきたら、ご注意ください。下記の目安時期を参考に一度チェックをお勧め致します。

塗り替え時期の目安

場所 目安時間 塗り替えサイン 対策
外壁 築7~10年 紫外線や排気ガスによって、触ると粉が付着したり、色が褪せてきたら塗替のサイン。 塗料によって耐用年数がアップします。早期塗替えで解決します。
屋根 築6年~8年 他の箇所に比べ、変色や剥がれの劣化が早いのが特長。部分的に反り返ってきたら塗替えのサインです。 コケなどの除去と塗り替えで耐久年数がアップします。
鉄部 3年に1回程度 劣化の大きな原因である鉄部のサビ。放っておくと除去に多大な時間とコストが。 除去とサビ止めのダブル塗替えがオススメです。
木部 5年に1回程度 腐食が進むと虫がわいたり、雨漏りの原因に。 部分的な塗替えもで対応もします。
防水 5年に1回程度 雨漏りが原因でカビや藻が生えてきたら要注意。 防水工事や、すでに漏れている場合の止水工事もお任せください。

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